山梨大学ワイン科学研究センターでは、学術研究の成果を社会へ還元・可視化する取り組みの一環として、ブドウの栽培からワインの醸造、瓶詰め、エチケットデザインに至るまで、すべての工程を学生と研究センターが一体となって手がけた『シン・山梨大学ワイン』を完成させました。
“日本ワイン研究の礎”とも称される山梨大学の情熱から
生まれた、このALL 山梨大学ワインは、同大学が誇る
ワイン科学研究の学術的な強みと、学生主体の実践的な
教育活動が結実した一本です。
・シン・山梨大学ワイン 甲州 2024
オーソドックスな白ワインの製法を踏襲しつつ、各醸造工程において“正確さ”を意識して丁寧に仕込みを行いました。搾汁時には酸化を最大限に防ぐよう細心の注意を払い、その後デブルバージュを実施しました。ふくよかで丸みのある味わいに、甲州らしいほろ苦い余韻が加わった一本に仕上がりました。
〇山梨県甲州市勝沼産 甲州100%
〇 棚栽培、2024年10月7日収穫
〇15℃で発酵(ステンレスタンク)、酵素 LALLZYME HC、酵母 UOA MAXITHIOL
〇約半年の低温タンク熟成後、澱引き、フィルターろ過(0.45 μm)
〇アルコール 12%、エキス分2.3、滴定酸度 6.41 g/L、揮発酸 0.20 g/L
〇飲み頃温度 8-12℃
〇容量 750 mL
〇製造者:国立大学法人山梨大学製造
・シン・山梨大学ワイン
マスカットベーリーA 2024
“新鮮な果実感”をコンセプトに、3日間のマセレーションとやさしい圧搾、丁寧な清澄を心がけました。綿菓子やイチゴを思わせる香りに、バラやチェリーのような若々しいアロマが重なり、魅力的なワインに仕上がりました。
〇 山梨県山梨市中村産のマスカット・ベーリーA 100%
〇 棚栽培、2024年9月14日収穫
〇 除梗100%、最大33℃で発酵(ステンレスタンク)、酵母
AWRI ZEVU
〇 約半年の低温タンク熟成後、澱引き、フィルターろ過(0.80 μm)
〇アルコール 11%、エキス分 3.0、滴定酸度 5.63 g/L 、揮発酸 0.20 g/L
〇飲み頃温度 12-14℃
〇容量 750 mL
〇製造者:国立大学法人山梨大学製造
シン・山梨大学ワイン 甲州 750ml 2,500円 |
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シン・山梨大学ワイン マスカット・ベーリーA 750ml 2,500円 |
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